桜の花が咲く直前の木の皮、あのゴツゴツした黒い樹皮から、
美しいピンク色を出していた染色家の志村ふくみさん。
実は、僕も、中学生のときに実際にやってみたことがあります。
まだ肌寒い空の下、明日は花が開くかという桜の樹脂をちょっとだけいただきました。
無知な中学生だったから、それをお湯に浸してゴリゴリとすりつぶし、
糸を一巻、一昼夜浸しただけ。しかし結果は、うすーい桜色の糸ができました。
<本当だ!>
感動した僕は、その糸で名札を縫い付けて自慢していました。
実際何人かから「上品な色」と言われたものです。
桜の木は木全体でピンク色になろうとしていたのです。
木全体でがんばって、
やっと木の先端の花がピンク色の花を開かせる。
努力ってそんなものじゃないかな。
努力が実を結ぶのは、
努力した部分のほんのひとかけら。
でもそれが人を感動させ、社会を動かす。
芸術家だって、スポーツ選手だって僕らの目に触れるのは、
彼らの努力のほんの一部分のはずです。
ほんのひとかけらの花びらのために、全身全霊をかける。
だからこそ美しいんだと思います。
見えないものが見えるものを支えています☆
ひすいこうたろう+ひたかみひろ著 「シアワセの取説」より
プレオープンから早3ヶ月。
連日沢山のお客様にお越しいただき
忙しい日々が続いてます。ホント感謝です。
体力的にきつい中スタッフが毎朝休まずに練習している姿を見ていると熱くなります。
努力はきっと実を結ぶ。
うちのお店はもっと良くなる。
阿佐ヶ谷 美容室 美容院 Snowdrop