こんにちは!
カラーを繰り返すたびに「髪のパサつきが気になる…」「ツヤがなくなってきた…」そんな悩みを感じたことはありませんか?
髪色を楽しみたいけれど、「傷み」や「髪への負担」が気になる…そんな方にぜひ知っていただきたいのが、今注目の“オイルカラー”。
この記事では、オイルカラーと従来のヘアカラーの違いや、オイルカラーをおすすめする理由を、美容師目線でわかりやすくご紹介します。
■ 通常のヘアカラーとは?
まずは、一般的に多く使われている“通常のヘアカラー”について簡単に解説します。
通常のカラー剤は、髪の内部に色を浸透させるために**「アルカリ剤」**を使用して、髪の表面にあるキューティクルを開きます。
このキューティクルが開くことで、色を入れたり脱色したりすることが可能になりますが、繰り返すことで髪表面のキューティクルが傷み、パサつき・ゴワつき・枝毛の原因に…。
また、アンモニア成分による刺激臭や頭皮への負担が気になる方も少なくありません。
■ オイルカラーとは?

これに対してオイルカラーは、まったく新しい仕組みで髪を染める画期的なヘアカラー。
業界でも注目されている**ロレアルの「iNOA(イノア)」**を例にご紹介します。
● オイル・デリバリー・システムとは?
iNOAでは「オイル・デリバリー・システム」と呼ばれる染色技術を採用しています。これは、水とオイルの反発性を利用して、染料をオイルの力で髪の内部に送り込むという仕組み。
つまり、髪の表面を強く開くことなく、キューティクルを傷つけにくいまま染色ができるんです。
これによって、今までにないダメージレスなカラーリングが可能になりました。

■ 通常カラーとオイルカラーの違いを比較!
| 項目 | 通常のカラー | オイルカラー(iNOAなど) |
|---|---|---|
| 染め方 | アルカリでキューティクルを開き染料を浸透 | オイルの力で染料を内部に運ぶ |
| 髪の負担 | ダメージが蓄積しやすい | キューティクルを傷つけにくくダメージレス |
| 主成分 | 水ベース(オイル数%) | オイルベース(約60%) |
| 臭い | アンモニアのツンとした臭いがある | アンモニア無配合で無臭 |
| ツヤ感 | ダメージによりツヤを失いやすい | オイルグロス効果で自然なツヤが持続 |
| カラーの持ち | 褪色しやすい | 色持ちが良く、ツヤも長持ち |
■ オイルカラーをおすすめする理由5選!
① 髪へのダメージを最小限に抑えられる
オイルカラーは、髪表面を守りながら内部に色を届ける仕組みのため、髪への負担が格段に少なくなります。
特に、繰り返しカラーをされている方やエイジング毛でデリケートな髪には大きなメリットです。
② ツヤ感が驚くほどアップ!
オイルが髪をコーティングすることで、カラー直後から手触りがしなやかでツヤツヤ。
「まるでグロスを塗ったような光沢感」=“オイルグロス発色”が、髪を健康的に美しく見せてくれます。
③ 無臭で施術中のストレスがない
オイルカラーはアンモニア無配合なので、カラー特有のツンとした臭いがありません。
施術中のストレスが少なく、敏感肌や妊婦さんなどにも選ばれることが多いです。
④ 白髪もしっかりカバー
オイルカラーは、実はグレイカラー(白髪染め)にも対応しています。
「白髪が染まっても、重たく見えない」「自然で柔らかな仕上がり」という点でも人気です。
白髪染め特有の赤み・黄みが出にくく、透明感のある上品なカラーが楽しめます。
⑤ 色持ちがよく、褪色しにくい
オイルの働きにより、染料が均一に髪内部へ届くため、色ムラが少なく、退色しにくいのも大きな特徴です。
さらに時間が経っても、赤み・黄みが出にくく、カラー後の美しさが長続きします。
■ こんな方にオイルカラーはおすすめ!
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カラーの繰り返しによるダメージが気になる方
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カラー後にパサつきや広がりを感じる方
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頭皮が敏感で、カラー時に沁みたりかゆくなった経験がある方
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自然なツヤと柔らかい手触りを求める方
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ツンとしたカラー臭が苦手な方
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白髪染めでも透明感のある色を楽しみたい方
■ まとめ|これからのヘアカラーは「ケアする時代」へ
これまで、ヘアカラーは「おしゃれのために我慢するもの」だったかもしれません。
でも今は、「髪をケアしながら、思い通りの色を楽しめる時代」です。
ダメージレスで、ツヤや手触りもぐんとアップするオイルカラー。
いつものカラーに少し不満を感じていた方にこそ、ぜひ一度体験していただきたい施術です。
当店では、プロの技術であなたにぴったりのオイルカラーをご提案させていただきます。
気になる方はお気軽にご相談くださいね!







